ITコーディネータ山梨(ITC山梨)は戦略的なIT投資を支援し、日本経済の活性化に貢献します。

4. CIO等情報化推進人材育成事業

1)CIO(情報統括役員)育成研修会

日本でも上場企業は内部統制構築を機会にCIO(情報統括役員)を任命する企業が増えてまいりました。しかし、中小、中堅企業ではCIOと呼ばれる方はほとんど見かけません。
地方公共団体でも、県レベルではCIOや、CIOを輔佐するCIO補佐官と呼ばれる方が任命され始めておりますが、市町村レベルではまだまだの觀があります。
ITが経営戦略の重要なツールとなってきた現在においては、中小企業といえども情報投資に対して責任を持って統括する役員(CIO)が必要な時代となっております。
CIO育成研修会は、CIOの役割を担える人材の育成を目的とした研修会です。
最大では15日間の研修となりますが、受講者の利便性を考慮し、2日程度の研修会に分割し、実施しております。

2)情報活用人材育成

今日においてはPC(パソコン)が低価格で流通しており、中小企業といえどもPCが1人1台の時代を迎えております。EXCELやWORD等のオフィスソフトの活用が当たり前となっておりますが、その活用レベルは企業、個人により格差が大きく、デジタルデバイドが発生しております。私どもNPO法人では、個々人のIT能力の向上支援ではなく、企業内、又は部門内でPC利用の「核」となれる方の育成を目指してまいります。
2009年春期情報技術者試験を最後に廃止されましたが、「初級システムアドミニストレータ」の資格がこの人材を表現するのに最もフィットした呼称と思います。「初級システムアドミニストレータ」は「ITパスポート」試験に引き継がれ2009年より開始されました。
今後は、10名以上の中小企業には、「ITパスポート」合格者が1名はおり、ネットワークやサーバの管理、及びオフィスソフトの教育指導ができるよう、支援を行っていきたいと思います。

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